弦・管・打楽器

トランペットに必要なもの|メンテナンス・トレーニング用品など

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楽器を良い音色で吹くためには、練習を重ねるだけでは十分であありません。

楽器にとって適切な環境を整え、楽器を適切に管理することで、より良い音色を実現することができます。

今回は、トランペットをやっていく上で必要なものについてお話をします。

マウスピースから練習の補助器具まで、網羅的に紹介していきます。

トランペットに必要なもの①|マウスピース

トランペットに必要なものと言えば、まず第一に「マウスピース」でしょう。

マウスピースとは、楽器の口が当たる部分の部品で、楽器に息を送り込む大事な役割を担います。

トランペットのマウスピースは、経験を重ねていくことによって、どのメーカーのものが自分に合っているかわかってくるものです。

そのため、トランペット初心者はまずはオーソドックスなマウスピースを使ってみましょう。

トランペット初心者におすすめのマウスピースは、YAMAHAの14B4か、Bachの7Cです。
14B4:https://www.amazon.co.jp/ヤマハ-YAMAHA-トランペット用マウスピース-スタンダード-TR-14B4/dp/B003J6PMHS
7C:https://www.amazon.co.jp/バック-トランペット-マウスピース-7C-銀メッキ仕上げ/dp/B0002E2AHU

オーソドックスなものから必要なものをそろえ、トランペットの練習を重ねていけば、吹きやすいカップの深さ、型番、メーカーが次第にわかってきます。

トランペット・マウスピース選びに迷ってしまった場合、まずは上記2つのどちらかのマウスピースを使用してみて、吹くことに慣れてみてはいかがでしょうか。

トランペットに必要なもの②|メンテナンス用品

トランペットの演奏を続けていく上で必要なものに、「メンテナンス用品」があります。

トランペットのメンテナンス用品には、以下のようなものがあります。

バルブオイル

トランペットのメンテナンスに必要なものとして、「バルブオイル」があります。

バルブオイルは、ピストンにさします。

バルブ(右手の指を押すところ)を開け、オイルをさし、上下にカチャカチャして全体になじませます。つけすぎるとベタベタになるので注意が必要です。

いくつか種類があるので、ご自身のトランペットに合ったものを使いましょう。吹く前と後、なるべく毎回行いましょう。

チューニングスライドオイル

トランペットのメンテナンスに必要なものその2は、「チューニングスライドオイル」です。

「チューニングスライドオイル」は、トランペットの1番と3番の抜き差し管用のオイルです。バルブオイルと同じように、オイルをさしてなじませます。

2~3回に1回くらいのペースでオイルをさしましょう。

スライドグリス

トランペットのメンテナンスには、「スライドグリス」というアイテムも使用します。

「スライドグリス」は、主管、2番管用のグリスです。

スティックタイプやジェルタイプなど、いろんなタイプのものがありますが、使いやすいものを選んでOKです。

管を抜いて、グリスを全体に指で伸ばして塗ります。2~3回に1回くらいで塗りましょう。

クリーニングクロス

トランペットのメンテナンスに必要なものとして、「クリーニングクロス」があります。

「クリーニングクロス」はその名の通り、楽器の表面の汚れを磨いてとるものです。

研磨剤が入っていないものは、洗濯機で洗うことができます。

クリーニングブラシ・ブラスソープ

トランペットのメンテナンスには、「クリーニングブラシ・ブラスソープ」も使用します。

「クリーニングブラシ・ブラスソープ」は、トランペットを洗うときに使います。

2~3ヶ月に1回程度で楽器を丸洗いすることが望ましいです。

シルバーポリッシュ・ラッカーポリッシュ

トランペットのメンテナンスに必要なものには、「シルバーポリッシュ・ラッカーポリッシュ」というものがあります。

「シルバーポリッシュ・ラッカーポリッシュ」は、塗装が剥げているときに再コーティングして中身を守るためのアイテムです。

シルバーポリッシュは銀メッキの楽器に、ラッカーポリッシュは金メッキの楽器に使います。

スワブ

トランペットのメンテナンスには、「スワブ」も用いられます。

「スワブ」は、楽器内部の水分を取り除くために使用します。

 

※メンテナンス用品はたくさんありますが、最低限、バルブオイル、チューニングスライドオイル、スライドグリス、クリーニングクロスは用意しましょう。

トランペットに必要なもの③|ミュート

トランペット用品には、「ミュート」というものがあります。

 

「ミュート」は、名前からも想像しやすいと思いますが、トランペットの音を小さくするために用いるアイテムです。

ミュートは、トランペットのベルにはめて使います。

ミュートをつけて吹くと音色が変わります。ジャズや吹奏楽でよく使われます。

ミュートを使うときは、基本主管を少し抜きます。ストレートミュート、ワウワウミュート、プランジャーミュートなど、様々な種類があります。

トランペットの練習のパートナー・アイテム

続いては、トランペットの練習をサポートしてくれる便利な道具をご紹介します

チューナー・メトロノーム

  • チューナー
    チューナーは、音程を合わせるのに使用するアイテムです。
  • メトロノーム
    メトロノームは、音楽の速度を示す機械です。一定の速度・感覚で拍を刻みます。

譜面台

楽譜、チューナーなどをのせておく台です。アルミ製のもの、鉄製のものなどがあります。

教則本

トランペットの練習には、教則本を使用します。トランペットの教則本としておすすめなのは、「アーバン教則本」「スタンプ ウォームアップ」「朝練 トランペット」などです。

トランペットなどの楽器の練習には、鏡を利用するとより自分を客観視しながら練習することができます。

100均などで買える手鏡があるとすごく便利です。譜面台にかけたり乗せたりして、自分のアンブシュアが見える位置に置いて使うと便利です。

プラクティスミュート

トランペットの練習に必要なものに、「プラクティスミュート」があります。

プラクティスミュートは、トランペットの音を非常に小さく抑えてくれます。

トランペットの音は、非常に大きいです。しかしながら、プラクティスミュートを使用すれば、住宅街でも安心して楽器を吹くことができます。

おすすめはイシバシ楽器のMUTIOです。

トランペットのトレーニング用品

最後に、トランペットの練習を補助する用品についてご紹介します。

トランペットのためのトレーニング用品と言い換えてもいいかもしれませんね。

P.E.T.E

1つ目のトランペットのトレーニング用品は、「P.E.T.E」です。

P.E.T.Eは、アンブシュアが安定している中・上級者向け筋トレ器具です。高音へのアプローチ、持久力を鍛えます。

パワーブリーズ

2つ目のトランペットのトレーニング用品は、「パワーブリーズ」です。

パワーブリーズは、肺活量を鍛えるためのアイテムです。B'zの稲葉さんも使っていることで知られています。

Brio

3つ目にご紹介するトランペットのトレーニング用品は、「Brio」です。

Brioは、アンブシュアの練習器具です。数あるトランペットのトレーニング用品の中でも、価格がお手頃なのでおすすめです。

B.E.R.P

トランペットの練習補助器具です。バジング(バズィング)楽器を吹いている抵抗と同じ感覚でのマウスピース練習ができます。

中学生や高校生など、トランペット初心者におすすめの補助器具です。

トランペットには、たくさんの練習補助器具があるので、いくつか練習に取り入れてみるのも上達への一つの方法です。

トランペット上達の一番の鍵は、上手い人に教わることです!!また、YouTubeなどでうまい人の演奏をたくさん聴くことです!!

そして、それは道具に関しても同じことが言えます。

今回はトランペットに必要なものを幅広くまとめましたが、機会があればうまい人に道具やメンテナンスについても聞いてみると良いでしょう。

トランペット用品についても理解を深め、あなたのあトランペット・ライフがより充実するよう応援しています!

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DoReMi
音楽系教育機関で音楽家の学習や演奏活動を支援しながら、ピアノやソルフェージュなど自身の音楽活動を継続しています。音楽学習者がつまずきやすい音楽の概念を読んで理解できるサイトを創りたいという思いから、「DoReMiOnline」を立ち上げました♪