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サックス初心者のための吹き方のコツ|口の形・綺麗な音の出し方

サックスの吹き方のコツイメージ画像

サックス(サクソフォン・Saxophone)はJazzなどでよく聞く楽器です。その音色には色気とかっこよさがあり、楽器の中でも高い人気を誇っています。

サックスを始めてみたいと買ったものの、音が出なかったり、吹き方がわからなかったり、と悩んでしまい挫折してしまう方も少なくありません。

そこで、今回はサックス初心者が吹くことに対して挫折しないように、基本的な吹き方から綺麗に音を出すポイントまで詳しく解説します

サックス初心者の基本的な吹き方や音の出し方

サックスは金管楽器(トランペットやホルン)と違い木管楽器なので、キーが多く備わっています。

音の調整もキーを押さえるだけでできるので、吹くのは簡単なんだろうなと考えてしまう人も少なくありません。

ところが、実際に吹いてみると意外と吹き方がむずかしく、コツを覚えなければ綺麗に音を出すことができません

しかしながら、サックスは吹き方のコツさえ覚えてしまえば、演奏はそこまでむずかしくありません。

そのため、初心者の方はそのためまずは吹き方のコツをマスターして、サックス演奏を楽しめるようになりましょう♪

サックスの吹き方のコツ1|口の形(アンブシュア)に注意する

サックスの吹き方の1つ目のポイントは、適切な「口の形」です
※サックスのような管楽器を吹く時の口の形を、「アンブシュア」と言います。

 

サックスはただマウスピースをくわえて息を入れればいいという楽器ではありません。

基本的には、しっかりと音を出すための口の形が存在します。この口の形について、詳しく確認していきましょう。

まず、普通にマウスピースをくわえましょう。この時、たくさんくわえるのではなく、先端の1㎝くらいをくわえるようにしてください

あまりにもくわえすぎてしまうと音が出ないので注意が必要です。

次に、マウスピースをくわえている下唇を内側に織り込みましょう。下唇で下の歯をカバーするようなイメージです。

最後に、ただマウスピースをくわえただけだと、唇の両端はどうしても隙間ができるので、空気が漏れないようにキュッと締めてあげましょう

これで、基本的なサックスを吹くときの口の形は完成です。

サックスの吹き方のコツ2|頬を膨らまをせない

基本的な口の形を知ったところで、次に覚えてほしいポイントが「頬を膨らませないこと」です

サックスを吹く際に初心者がやりがちなのが、頬を膨らませてしまうことです。

頬を膨らませたままサックスを吹くと、どうしても唇の両端に隙間ができやすくなってしまいます。

唇の両端に隙間ができてしまうと、空気を多く入れることがむずかしくなり、綺麗な音も出にくくなってしまいます。

そのため、なるべく頬は膨らませずに吹くように意識して習慣づけていきましょう。

サックスの吹き方のコツ③|低音を出すときはゆっくり深く息を入れる

サックスの低音を出す際のコツは「ゆっくり深く息を入れること」です

サックスで音を出す時には、お腹の底から空気をたくさん吹き込むことが重要です。

しかしながら、むやみに大音量を出そうとすると、裏返ってしまったり、綺麗な低音がでない可能性があります。

そこで、サックスで低音を出そうとするときには、口の中を「オ」のような形にすることが効果的で

口の中を「オ」の形にして意図的にゆっくり多めの空気を入れることで、綺麗な低音が鳴るので、何度も吹いてコツを掴んでください。

サックスの吹き方のコツ4|高音を出すときは素早く息を入れる

低音の出し方のポイントに続いて、高音を出す際のポイントについても確認していきましょう。

サックスの高音を出す際のコツは、「ピューっと素早く空気を入れること」です

低音に関してはゆっくり息を入れるのがコツでしたが、高音に関しては少ない空気の量で素早く入れることが重要となってきます。

イメージとしては口笛を思いっきり早く吹くイメージです。そうすることで、綺麗な高音が安定して吹くことができます。

サックスで音が出ない場合の対処法

サックスを購入していざ吹いてみると、全然音が出ないという方も多いのではないでしょうか。

音を出すのがむずかしい方は、まずはリードをつけたマウスピースのみを吹いてみましょう

もし、これでも音が出ないという場合はサックスを吹くこともむずかしい可能性があります。

そのため、まずはマウスピースのみで音が出るように練習することが必要です。

次に、マウスピースのみで音が出た場合にはマウスピースをネックにつけて「マウスピース+ネック」のセットで音出しをしてみましょう

これで音が出て、尚且つ安定した音が出るようになれば綺麗にサックスの音を出せるようになります。

しかしながら、「マウスピース+ネック」で安定した綺麗な音が出ない場合には、サックス本体を吹いても音が裏返ったりする可能性が高いです。

安定するまで「マウスピース+ネック」で練習をしましょう。

「マウスピース+ネック」で綺麗な音が吹けるようになれば、最後にサックス本体に取りつけてサックスを吹いてみてください。

サックス初心者はコツがつかめるまで集中的に練習することが大事

サックス初心者だと音の出し方や空気の入れ方などがわからないことが多いです。

なので、まずは音が出るようになるまで吹き続けることが何よりも重要です。

そして、やっと音が出るようになれば、今度はその音が安定して裏返ったりしないように吹けるようになるコツをつかみましょう。

サックスだけでなく、どの楽器に関しても言えることですが、初心者の方でコツを掴む前にやめてしまうと、次に吹いたときその感覚が思い出すことができません。

そのため、再開した時にもう一度初めから練習という状態になってしまいます。

しかし、毎日特訓することでコツを掴み、そのコツを一生あなたのものにできるので、毎日練習して練習の「量」を確保するようにしましょう。

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DoReMi
音楽系教育機関で音楽家の学習や演奏活動を支援しながら、ピアノやソルフェージュなど自身の音楽活動を継続しています。音楽学習者がつまずきやすい音楽の概念を読んで理解できるサイトを創りたいという思いから、「DoReMiOnline」を立ち上げました♪