ピアノ練習→動画で確認を繰り返していますが、下手すぎて凹んでばかりです⤵︎ ⤵︎
でも、ピアノ初心者こそ自分の演奏を動画に撮るべきだと思います!!
最たる理由は、まだ自分の音の良し悪しを聴き分けられるほど耳が育っていないからです。
動画で見ると、自分の悪い所が客観的にわかります!
— ドレミ♬*°ピアノとブログ中毒♡ (@DoReMiOnline) August 29, 2019
私がピアノの演奏を動画で撮影しようと思ったのは、成長の記録を残そうと思ったことがきっかけでした。
そして、動画で自分の動画を撮影してみると、思いがけず、上達にとても役立つことがわかりました!!
私もまだまだピアノ初心者ですが、初心者の方はどんどん自分の演奏を動画に撮った方が、成長のスピードが速くなると思います。
今回は、ピアノ初心者が演奏動画を撮影することのメリットををいくつかご紹介したいと思います。
目次【押すと移動】
ピアノ初心者が演奏を動画に残すべき3つの理由
私は、ピアノを始めてすぐの頃から自分の演奏を動画で撮影しています。
動画を撮ってみてわかったことは、動画の撮影は、自分の演奏を記録することだけにとどまらない大きなメリットがたくさんあるということです。
今回は、私が演奏動画を撮影した方が良いと思った理由を、以下の3つに絞ってご紹介したいと思います。
- 音の良し悪しを判断できるほど耳が育っていないから
- 本番のような緊張感を疑似体験できるから
- 自分の成長を記録できるから
音の良し悪しを判断できるほど耳が育っていないから
私が演奏動画の撮影が有益だと思おう最も大きな理由は、初心者は「演奏しながら音の良し悪しを判断できるほど耳が育っていないから」です。
私はよくピアノの先生から、「もっと弾きながら音を聴きなさい」と言われます。
しかし、いつも自分では音を聴いているつもりなんです。
でも、先生からしたら音を聴いていないような演奏に聴こえてしまうのですね。
その理由は、初心者ほど演奏の音を聴き取る耳が育っていないからです。
実は、耳が育っていない状態でいくら自分の音を聴こうとしても、限界があるのです。
いくら自分ではうまく演奏できたと思っても、実は音が割れていたり、音に余計な強弱がついていたりするものです。
ところが、初心者でも自分の音の良し悪しがある程度客観的にわかる方法があります。
それが、「自分の演奏を動画に撮って聴くこと」なのです。
私も、演奏動画を撮影して後で聴いてみて、自分の演奏を振り返って確認するようにしています。
動画で見てみると、演奏中には気づかなかったような良くない点に、たくさん気づくことができます。
たとえば、音が下降しているのに最後の音を強く弾きすぎていていびつになっていたり、同じ間隔の音が並んでいるのに途中の音がくっついてリズムが便妙にずれていたり、といった具合です。
そして、演奏動画で明らかになった悪い点を修正して同じように確認すると、自分の演奏がすごく改善されていることに気づきます。
このように、演奏動画を撮影することは、まだ育っていない耳のつたなさを補ってくれるのです。
携帯で撮影した動画の音質でも十分に効果があるので、ぜひ一度試してみてください。
蛇足ですが、一般的には、音楽を続けて実力がついていくほど耳が育っていくと言われています。
実際に、私もピアノやソルフェージュを続けていることで、以前より演奏しながら自分の音の良し悪しがちょっと判別できるようになってきたり、他人の演奏を聴いたときに以前よりどこが優れているのかが識別できるようになってきました。
ただ、耳が十分に育つには、多くの時間を要します。
自分の耳に完全に自信が持てるようになるまでは、動画で補ってみるのも一つの手段として知っておくと良いでしょう。
本番のような緊張感を疑似体験できるから
演奏動画を撮影してみて感じたメリットは、「本番のような緊張感を疑似体験できること」です。
発表会で演奏したことがある方はわかると思いますが、発表会本番では、良いパフォーマンスをしようという反動から緊張し、なかなか100%の力を出せないものです。
自分の演奏を完成させると言うことは、人前などの緊張感のある状況でも体が勝手に動くくらい、弾き込んで演奏を体に覚え込ませておく必要があります。
そして、動画の撮影は、そのような緊張感のある状況を疑似体験できます。
動画の撮影と演奏会の共通点のひとつは、曲の途中で失敗してもやり直しができないことです。
動画では、失敗しても途中からやり直すことができないため、曲を通しで弾ける安定感が必要になります。
また、動画の撮影と演奏会のもうひとつの共通点は、誰かの視線を意識するということです。
演奏会であれば、会場のお客さんを意識しますよね。それと同様に、動画でも、撮った後で見る自分や、公開した動画を見てくれる視聴者さんの視線を意識することになります。
このような演奏会との共通点から、動画の撮影にはある程度の緊張感が生まれます。
動画撮影に伴う緊張感の中でも、安定して曲を通して弾けるようにすることを目指して練習すると、一曲一曲をしっかり自分のものにする音ができるでしょう。
自分の成長を記録できるから
動画の撮影が有益なもうひとつの理由は、「自分の成長を記録できるから」です。
ピアノを継続的に弾いていると、自分の演奏がレベルアップしているのわかりづらいものです。
レベルが上がっていくと、なおさら自分で実感することはむずかしくなります。
しかしながら、動画で過去の自分の演奏を記録しておくと、一曲ごとの小さな成長を改めて実感することができます。
あまり進んでいないように見えて、継続さえしていればきちんと成長し続けているものです。
そんな自分の成長を過去の自分と比較してきちんと認識できることは、モチベーションアップ・維持にもつながります。
成長の記録とモチベーション維持のためにも、ぜひ継続的に動画で自分の演奏を撮影してみてください。
必ずしもすべて公開する必要はない
ここまで演奏動画を撮影することの効用についてお話してきました。
ただ、「まだつたないのに動画に撮る価値なんてあるのか」「まだ他人に見せられるほどの演奏ができていない」といった思いから、動画撮影に踏み切れない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかしながら、ここでご紹介した動画撮影が有益な理由は、あくまでも自分にとってのメリットです。
もちろん、初心者の演奏を公開しても誰も見てくれないかもしれませんし、貶すようなコメントがつく可能性もあります。
でも、全ての動画を必ずしも他者に公開する必要はないのです。私も、動画はほとんど公開していませんし、そもそもSNSなどで宣伝もしていません。
あくまでも自分の成長を加速させるためのツールとして、動画を活用してはいかがでしょうかという提案です。
動画を撮影するということは、思った以上に自分の演奏をより良くする手段になり得ます。ご興味を持った方は、ぜひ動画を撮影してご自身のレベルアップに役立ててみてください♪
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