音楽の演奏形態の一つであり、非常に身近な存在…それが「バンド」です。
みなさんも、少なくとも一度は「バンド」による演奏を聴いたことがあると思います。「バンド」にあこがれたことがある方も多いのではないでしょうか。
ステージに立って、思う存分演奏してみたい!観客と熱狂的な空間をつくり上げていきたい!!バンドに興味を持つ方は、そんなアツい思いをお持ちのことでしょう。
しかしながら、音楽初心者の方にとって、そもそもバンドでは何の楽器が使われているのか、まずはそこから知りたいという方も少なくないでしょう。
それは恥ずかしいことではありません。最初は、どんなバンドマンも楽器の種類や楽譜の読み方など基礎から学び、コツコツ練習した先で活躍しているのです。
バンドで使用する主な楽器一覧
そこで、今回は基礎の基礎として、そもそもバンドではどのような楽器が使われているのか、初心者の方にもわかるように一覧形式で紹介していきます!
ギター
ギターは、バンドといえばまず思い浮かぶ王道の楽器です。世間に存在する大半のバンドには、最低一人はギタリストがいると思います。
主な役割は二つで、楽曲の主旋律(リード部分)を弾くことと、伴奏(リズム部分)を弾くことです。
リード部分を弾くギターをリードギターといい、リズム部分を弾くギターをリズムギターといいます。一般的に、2人のギタリストが2つの役割を分担することが多いですが、バンドによっては両方を1人のギタリストが担当することもあります。
この使い分けは、弾きたい曲に必要なギタリストの人数と、そもそもバンドを組む際にギターを弾ける人数が1人なのか2人なのかによって判断するといいでしょう。
とにかく目立つ主役の楽器なので、積極的に前に出たい方や自分の存在をアピールしたい方におすすめの楽器です。
ベース
ベースは、ギタリストに比べるとやや目立たない傾向にありますが、バンドサウンドを支える縁の下の力持ちのような存在です。ベースも、バンドに最低一人はいると思います。
主な役割は、ギターよりも低い音で伴奏(リズム部分)を弾くことです。こうしたベース音の存在は、バンドサウンドを厚みのあるものにします。
一聴すると目立たないので、初心者の方ほどベースを軽く見がちですが、実際はベーシストの力量がバンドの実力を左右するといわれるほど重要な楽器です。
そのため、目立ちたくはないがリズム感に自信のある方や、裏方として堅実にバンドを支えたい方にはおすすめの楽器です。
ドラム
ドラムは、豪快にドラムセットを叩き迫力のある音を出す存在なので、ギターの次に目立つ楽器です。ドラムも、やはりバンドに最低一人はいると思います。
主な役割は、バンドのリズムをキープし、他の楽器やボーカルの足並みがそろうように調整していくことです。そのため、ベースとドラムは合わせてリズム隊と呼ばれることもあります。
バンドになくてはならない存在で、ドラムの実力が高いとバンドサウンドが正確なものになり、曲をコントロールできるようになります。
ただ、絶えず同じリズムを体全体の力を使って叩かなければならないので、体力的にかなりハードな楽器でもあります。
そのため、体力に自信のある方や、正確に同じ動作を繰り返せる方にはおすすめの楽器です。
?キーボード
キーボードは、バンドのサウンドに様々な変化とバリエーションをもたせることができる、アクセントのような存在です。そのため、バンドによってはキーボードがないこともあります。
主な役割は、様々な楽器の音を再現して鍵盤を弾くことで、実物の楽器を用意することが難しい楽器の代打を務めることです。
これにより、世間の大半の楽器は鍵盤一つで再現できるので、サウンドのバリエーションを増やすことができます。
ピアノに似ている部分も多いので、もともとピアノが弾ける方にはおすすめの楽器です。
バンドの楽器編成に正解はない
今回は、バンドで使う主な楽器の一覧を紹介しました。
ただ、これはあくまで一般的なものを挙げただけで、バンドで使う楽器の種類や数に正解はありません。
バンドを結成したら、必要に応じて楽器の種類や担当人数を調整して、最もベストな編成を探してみましょう!
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