ソナタ形式

ソナタ形式に関するトピックまとめ

ソナタ形式とは=意味から構造や解説動画まで、ソナタ形式に関する様々なトピックをまとめています。クラシック音楽を理解するために避けて通れない、「ソナタ形式」について学んでいきましょう!

ソナタ形式をひと言で説明するとすれば、「クラシックの器楽曲に共通して見られる楽曲のストーリーをつくる型のこと」です。

提示部・展開部・再現部という構造から成り、各部分で主題や調が変化することで、歌詞のない器楽曲にも物語が生まれるのです。

そしてこのページでは、そんなソナタ形式の意味から解説動画、例外まで、ソナタ形式に関する様々なトピックをご紹介しています。

興味のあるところからお読みいただき、ソナタ形式、ひいてはクラシック音楽への理解を深めていってください!

ソナタ形式って何なの?

まずは、ソナタ形式の意味や構造など、そもそもの「ソナタ形式とは何か」という点に関するトピックを集めました。

ソナタ形式とは?意味は?

ソナタ形式と一言で言っても、「提示部」「展開部」「再現部」「主題」「転調」などという言葉が出てきて、なかなかイメージをつかみにくいものです。

ソナタ形式とは、単純化して言えば、文章の起承転結や、映画の三幕構成のようなものです。

クラシック音楽の先人たちは、楽器のみで演奏される「ソナタ」という音楽にストーリー性を持たせるための共通の型を生み出しました。

この、音楽にストーリーを持たせるための型こそが、ソナタ形式なのです。

ソナタ形式の物語において、登場人物に当たるのが「主題」であり、ターニングポイントに当たるのが「転調」なのです。

ソナタ形式の構造|提示部・展開部・再現部とは?

ソナタ形式は、一般的に3つの構造に分かれます。それぞれ順番に、「提示部」「展開部」「再現部」と呼ばれます。

提示部では、楽曲の主役となるメロディー「第1主題」と、対照的な性格を持つメロディー「第2主題」の、2つの主題が提示されます。

再現部ではこれら2つの主題に様々な変化が加えられ、提示部で再び元の2つの主題へと戻っていきます。

また、楽曲にはそれぞれの「調」があります。調とは、キーを上げるなどとという時の「キー」のことです。

調は、主役となる音が上下することによって変化するものであり、調が変化すると楽曲の雰囲気も変化します。

ソナタ形式を理解する上では、「提示部」「展開部」「再現部」という構造と言葉だけでなく、「主題」や「調」がそれぞれどのように変化していくのかをあわせて把握しておく必要があります。

実際の楽曲で見るソナタ形式

ソナタ形式はあくまでも音楽ですから、言葉だけで100%イメージすることはむずかしいものです。

そこで、解説動画やおすすめ楽曲などでソナタ形式の実例を確認しながら、ソナタ形式の具体的なイメージをつかんでいきましょう!

ソナタ形式を解説動画で理解する

ソナタ形式の構造や特徴について学んでも、実際の楽曲に触れてみないとなかなかイメージが湧きづらいものです。

そこで、動画の中で提示部→展開部→再現部の移行や、主題・転調などの動きがわかる動画をいくつかピックアップしてみました。

以下のページでは、ベートーヴェンの「運命」「月光」と、モーツァルトのピアノソナタK.545の動画を取り上げています。

↓「運命」の動画はこちら↓

まずはこれを聴いてみよう!ソナタ形式のおすすめ楽曲

ピアノ楽曲からオーケストラまで、楽器で演奏される曲(=器楽曲)の多くには、ソナタ形式が用いられています。

以下のページでは、ソナタ形式を持つ楽曲の中から、有名なものを中心に10の楽曲をピックアップしてみました。

それぞれどこにソナタ形式が用いられているのかについても触れています。

ぜひ、ご自身がどのような曲が好みなのか、いろいろと聴き比べてみてください!

その他のソナタ形式関連のトピック

その他、ソナタ形式のすべての楽曲をカバーすることが困難な点や、ソナタ形式の別の呼び方など、ソナタ形式に関連するトピックを以下にまとめています。

ソナタ形式の定義に当てはまらないものが多い!?

ソナタ形式は「提示部」「展開部」「再現部」から成り、提示部で第1主題と第2主題が提示され・・・

ソナタ形式は、様々な音楽研究家によって、様々な楽曲に共通する定義づけがなされてきました。

しかしながら、たとえば展開部で主題が1つしか登場しない、など、ソナタ形式の一般的な定義に当てはまらないような楽曲もまた、少なくありません。

それもそのはず、ソナタ形式は先人たちが創った「ソナタ」に共通して見られる型を抜き出して一般化したものに過ぎないからです。

すべての楽曲に共通するような定義づけをすることは困難であるということを覚えておくと、ソナタ形式のルール通りには説明できない楽曲に出会っても、混乱せずに済むでしょう。

むしろ、ソナタ形式は一般的な形式と何が違うのか、他の楽曲との違いを見出すことにこそ意義があるとも言えそうです。

ソナタ・アレグロ形式/第一楽章形式とは?

ソナタ形式の楽章は、基本的には速いテンポのAllegroである場合が多いです。そのため、ソナタ形式は時に「ソナタ・アレグロ形式」と呼ばれます。

また、ソナタ形式は多くの場合、ソナタの第一楽章に用いられます。そのため、「第一楽章形式」という名称で呼ばれることもあります。

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DoReMi
音楽系教育機関で音楽家の学習や演奏活動を支援しながら、ピアノやソルフェージュなど自身の音楽活動を継続しています。音楽学習者がつまずきやすい音楽の概念を読んで理解できるサイトを創りたいという思いから、「DoReMiOnline」を立ち上げました♪