ソルフェージュのおすすめ教材

ソルフェージュの教材を厳選!子供・大人向けのおすすめ教材

ソルフェージュの教材イメージ画像

ソルフェージュとは、音楽の総合的な基礎能力を伸ばすトレーニングのことです。

楽器を習い始めの小さいお子さんから大人まで、音楽を学習する方々が日々のレッスンでソルフェージュを取り入れる価値は、計り知れないものがあります。

そして、ソルフェージュの効果を高めるために、ソルフェージュの教材は年齢にあったもの、そしてそれぞれの進度にあったものを使用することが大切です。

今回は、子ども向け、大人向けに分けて、ソルフェージュのおすすめ教材をご紹介します。

子どもにおすすめのソルフェージュ教材

まずは、年齢別の子供向けソルフェージュ教材について見ていきましょう。

幼児期のソルフェージュ教材

3才のお子さんは、楽器を演奏するための身体の大きさが十分でない場合がほとんどです。

後に楽器のレッスンを始めるための準備として、ソルフェージュを始めることは大変有益です。

3才用のソルフェージュの教材はまだめずらしいですが、「いちばんやさしい3歳からのソルフェージュ」(ヤマハミュージックメディア)は、とてもカラフルで絵本のような教材です。

音符も文字も大きく、見やすくわかりやすい本です。

ピアノの鍵盤の高い低いを認識することから始まり、真ん中のドからソまでと4分音符が学習できるようになっています。

続く「いちばんやさしい5歳からのソルフェージュ」では真ん中のドから高いソまで、2分音符と4分休符の学習、そして4分の4拍子、4分の2拍子、4分の3拍子を体験できるソルフェージュ教材です。

「聴く」「読む」「書く」「歌う」「リズムを叩く」の5つの大事なトレーニングがバランスよくでき、2冊で譜読みにつながる基礎力が身につきます。

幼児~子供向けソルフェージュ教材

4才、5才のお子さんは身体的にも、認知の発達ということからも、楽器のレッスンを始めるにはとても良い時期です。ソルフェージュを始めるにもうってつけです。

この時期には、「4才のリズムとソルフェージュ」(音楽之友社)が、楽器のレッスンと共に、取り入れ易い教材です。

4才、5才のお子さんにとって、始めから五線上の音符の位置を認識するのはむずかしいことです。

その点、この教材は身体を使った予備練習の後、1本線でト音記号の真ん中ドからファを表現してあり、ソからは五線に移行するという形を取っています。

「4才からの」とありますが、小学校低学年でもソルフェージュのレッスンの導入に十分使える内容の教材です。

またこの頃のお子さんにとって、知っている歌をドレミで歌えるということは、とてもうれしいことです。

1本線のドレミファが終って、五線に移行した頃に「ともだちピアノ」(ドレミ楽譜出版)を、たまに取り入れてみるのも楽しいレッスンとなります。

この教材は「チューリップ」や「かえるのうた」など、たくさん子供が知ってる曲を集めてあるソルフェージュの本です。

ドレミで歌えたら、自分で演奏してみることで専門楽器への導入にも使えます。

「読譜力」は、初めて見る譜面とその音符の数に比例すると言われています。

5才から小学校低学年のお子さんであれば、「子供のためのソルフェージュ1a」(音楽之友社)は課題数が268曲、参考曲が10曲と、とても内容の充実したソルフェージュ教材です。

全曲ハ長調で書かれていて、ソルフェージュの3要素「音符の読み方」「音の高低を出す」「リズム」をトレーニングするのに最適の教材です。

1冊終わる頃には、頭の中で音をイメージする力が随分つきます。

内容的には4、5才のお子さんからでも使えますが、音符が小さいので少し読みにくいかもしれません。

そしてレッスンが進んで、テンポや強弱、アーティキュレーションを習い始めたお子さんに効果的な教材は、「きれいにうたいましょう ソルフェージュ入門編」(ヤマハミュージックメディア)です。

この教材は、強弱、スタッカート、レガートなどを自分の声で表現することで、様々な音楽的表現を身につけることができるようになっています。

そして、1曲1曲が短く、メロディーは歌い易い音域で作られています。

入門編に続く「きれいにうたいましょう ソルフェージュ1~3」のシリーズは、世界の民謡やクラッシックの名曲などで構成されている教材です。

数々の名曲をソルフェージュという形で学ぶことは、素晴らしい音楽体験にもなります。

そして全曲に伴奏はついているので、いろいろなハーモニー、調性に触れ、アンサンブルの楽しみもあるということも大きなメリットです。

大人におすすめのソルフェージュ教材

大人になって楽器を始められる方、また昔習っていて再び始められた方は「好きな曲を弾きたい」と言う動機でレッスンに来られる場合がほとんどです。

ソルフェージュをお勧めすると、大人の方の中には「私、音痴だから・・・」と尻込みされる方もいらっしゃいます。

しかし、自分で楽譜が読めるようになると音楽の幅も広がりますし、より楽に、そして深く上達することができます。

最初からうまくできる人はいません。後から、必ず「ソルフェージュをやっておいてよかった」と思えるので、ぜひ大人の方もソルフェージュにトライしてみてください。

そんな大人の方におすすめのソルフェージュの教材をいくつかご紹介します。

子供のためのソルフェージュ1a」(音楽之友社)は、大人になってから楽器を始められる方にもぴったりの教材です。

ご自身のペースで少しずつ、また課題数が多いので適宜とばしながらでも、読譜力に効果が見えてきます。

大人の方は練習時間を取るのもなかなかむずかしい、そして訓練の要素が多いとしんどく感じる方もいらっしゃいます。

そういう方は伴奏のついている教材で、ピアノに音程を取るのを助けてもらいながらレッスンをする方が、よりやり易いのではないでしょうか。

まずは音程の無理がないように「きれいにうたいましょう ソルフェージュ入門編」(ヤマハミュージックメディア)から始めるのもいいですし、入門編をとばしてきれいにうたいましょう ソルフェージュ1シリーズの1巻から、世界の名曲で楽しくソルフェージュの力を養って頂くのも良いかと思います。

ソルフェージュの訓練はすぐに成果が現れるものではないですが、楽器上達の鍵となります。

今回ご紹介した教材なども利用しながら、ぜひ少しずつ日々の練習にソルフェージュを取り入れてみてください。

なお、ソルフェージュの独学については、「ソルフェージュの独学方法・おすすめ教材」にまとめていますので、あわせてご覧ください。

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ABOUT ME
DoReMi
音楽系教育機関で音楽家の学習や演奏活動を支援しながら、ピアノやソルフェージュなど自身の音楽活動を継続しています。音楽学習者がつまずきやすい音楽の概念を読んで理解できるサイトを創りたいという思いから、「DoReMiOnline」を立ち上げました♪