ソルフェージュ各論

ソルフェージュの独学方法|独学のやり方やおすすめ教材・アプリ

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ソルフェージュ独学派必見!やり方や教材選び、アプリの利用方法など、ソルフェージュ独学の完全ガイドです。

ソルフェージュとは、音楽の総合的な基礎能力を高めるためのトレーニングのことです。

ソルフェージュに興味がある方の中には、金銭的な事情で独学したい、自分のペースで進めていきたいといった方もいらっしゃいます。

そんなソルフェージュ「独学派」の方のために、独学でソルフェージュを進める際のポイントややり方、おすすめの教材などをご紹介します。

ソルフェージを独学で進めるポイント

ソルフェージュを独学で進める場合、レッスンを受けるのと何が違うのでしょうか?

まず、ソルフェージュを独学する場合は、やり方を自分で考え中なければなりません。

また、ソルフェージュのレッスンでは曲を先生が演奏してくれますが、独学では先生の演奏はありません。

以上を考慮すると、ソルフェージュを独学で進める際のポイントは、以下の2点です。

①ソルフェージュの効果的なやり方を先に知っておくこと

②曲の音声がついた教材を使用すること

これらを踏まえて、ソルフェージュの具体的なやり方や、教材選びのポイントについて見ていきましょう。

ソルフェージュの独学でのやり方・方法は?

では、ソルフェージュを独学する際の、具体的なやり方について見ていきましょう。

ところで、ソルフェージュをレッスンで受ける時には、以下のような手順が一般的です。

①先生が演奏するピアノなどの演奏を聴きながら音を書きとる(聴音)

②書きとった楽譜を見ながら歌う(視唱)

③間違った部分や注意点などの楽典的解説を聞く

これに沿って、独学の場合のソルフェージュも以下のような手順で進めるようにしましょう。

①音声を繰り返し聴きながら、楽譜に音符などの記号を書き込む(聴音)

②解答と自分の書いた楽譜を照らし合わせて答え合わせをする

③間違った部分は本やネットなどで理由を確認する

④楽譜を見ながら繰り返し歌う(視唱)

意外と大事なのは、④です。

私もソルフェージュのレッスンを受けていますが、一度聴き取った楽譜を聴きっぱなしにするのではなく、何度も繰り返して歌うことが大事だと先生から口を酸っぱくして言われます。

実際に、聴音ソルフェージュで書きとった楽譜を繰り返し歌ったかどうかで、その後のレッスンでの上達度合いが全然違います。

なので、どんどん先に進んでいきたい気持ちもよくわかりますが、一度立ち止まって歌ってみることも忘れないようにしてください!

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ソルフェージュの独学におすすめの教材

続いて、ソルフェージュの独学に適した教材というのはどのようなものでしょうか。

一番大事なのポイントは、聴音の曲の音声がついているかどうかでしょう。

聴音ソルフェージュで書きとるときには、自分で演奏するわけにもいきませんから、はじめから音声データがついている教材を選ぶようにしましょう。

おすすめは、松下功/遠藤雅「受験生のための聴音」(フォンテック)です。

簡単な問題から始まり、問題数も豊富です。

音声CDに解答冊子がついているので、オーディオプレイヤーで曲を聴きながら書きとり、答え合わせをするところまで、全て独学で独学で行うことができます。

単旋律(音が1つ)→二声(音が2つ)→和声(音が複数)というシリーズになっているので、ソルフェージュ力の向上と共にどんどん次のステップへと進んでいきましょう。

聴音ソルフェージュを独学する際のチェックポイント

聴音ソルフェージュを独学する際には、面倒でも一つひとつきちんと正しく楽譜をかけているか、細部まできちんと確認しながら進めていきましょう。

たとえば、以下のような点に注意してみましょう。

  • 音部記号(ト音記号・ヘ音記号など)をきちんと書いているか
  • 正しい拍子記号が書けているか
  • 音符や休符の拍の数は正しいか
  • 調号は正しくかけているか
  • 2段目以降も書くべき記号をきちんと書いているか
  • 符点など忘れていないか
  • 終止線などを書き忘れていないか

以上はあくまでも例の一部です。

大事なことは、細かいところをなんとなくで済ますのではなく、きちんと逐一確認することです。

そして、ソルフェージュを独学でする場合には、わからないところがあれば楽典の本やGoogle検索などで自分で調べてみることが不可欠です。

実際に自分で楽譜を書いて見て、わからなかったら自分で調べることによって、はじめて理論が身についていきます。

そのため、独学のソルフェージュでも面倒くさがらずに自分で調べる癖をつけておきましょう。

ソルフェージュ独学にはアプリもおすすめ

ソルフェージュの独学には、アプリの使用も非常に有効です。

無料のものがたくさんあり、スマートフォンなどで気軽にソルフェージュのトレーニングを独学で行うことができます。

基本的に、ソルフェージュアプリはいくつかのジャンルに分かれています。

たとえば、「聴音」「譜読み」「新曲視唱」などのジャンルがあります。

私も、読譜力がまだまだなので寝る前に読譜のアプリでトレーニングしていますが、ヘ音記号の音符の読み取り速度が速くなってきているのを実感しています。

以下の記事で、いくつかのソルフェージュ・アプリをレビューしているので、あわせてご覧ください。

ソルフェージュ・アプリのイメージ画像
ソルフェージュのアプリをレビュー|目的別アプリガイドソルフェージュ(solfège)とは、楽譜を読む力など、音楽の総合的な基礎能力を高めるためのトレーニングです。 名曲『もしもピアノ...

ソルフェージュ独学のお供に楽典の本を

ソルフェージュの独学では、わからないところをきちんと調べることが重要であることは、上述の通りです。

そのため、できればわかりやすい楽典の本を一冊用意しておくとよいでしょう。

私もいくつか楽典の本を何冊も読み比べましたが、初心者の方でもわかりやすいおすすめ楽典本は、小谷野 謙一「よくわかる楽典の教科書 (ゼロからすぐに身につく本) 」です。

また、最近はインターネットでもわかりやすいコンテンツがたくさん揃ってきています。

本サイト「DoReMiOnline」でも、ソルフェージュを独学でする方にもわかりやすいコンテンツ作りを心掛けて記事をつくっていますので、ぜひご参照ください!

コスト面でソルフェージュ独学を選ぶ方に知っておいてほしいこと

ソルフェージュを独学しようと考える方の大きな理由の1つは、「レッスンにお金がかかるから」です。

ピアノやギター、声楽などの実技のレッスンにソルフェージュを足すと、それだけで月に2万円近くかかってしまいます。

そのため、実技だけは音楽教室に通い、ソルフェージュは独学する、という方は少なくありません。

しかしながら、実技をしながらソルフェージュのエッセンスも一緒に学べる音楽教室があります。

それが、首都圏の新宿・代々木・麻布・船堀に教室をかまえる「小林音楽教室」です。

小林音楽教室は、実技レッスンの中にソルフェージュ教育を詰め込んでいる、ソルフェージュに強みを持つ音楽教室です。

以下は、小林音楽教室公式ウェブサイトより引用したものです。

ソルフェージュ・システム・メソッド®
ソルフェージュ・システム・メソッド®は、東京室の20数年におよぶ音楽教育の歴史の中で独自に体系化され、確立したメソッドレッスンです。当教室のほとんどのレッスンにおいて、専門科目とソルフェージュ教育が一体となったユニークなレッスンを展開しており、音感、歌唱、リズム、音読み等のソルフェージュの各要素に関して、従来、独立したソルフェージュ科目として別個に取り扱ってきた内容を実際の演奏に役立てるように、ソルフェージュが融合し、システム化され、有機的な連携を目指したレッスンを行っています。

――小林音楽教室公式ウェブサイト「小林音楽教室の紹介」ページより抜粋

つまり、小林音楽教室では実技にソルフェージュの要素を組み込むことで、実践で使えるソルフェージュ能力を養っていくことを目指しているのです。

基本的には、レッスンとソルフェージュの時間が分離しているわけではなく、必要な個所にソルフェージュを自然に組み込んでいます。

もちろん、希望があればソルフェージュの時間を別途設けるようなプランにも柔軟に対応してくださいます。

体験レッスンもあるので、まずは気軽に実技とソルフェージュが融合したレッスンを体感してみてください!

東京最高峰のソルフェージュ教室《小林音楽教室》

ソルフェージュの独学のあり方は様々

いかがでしたでしょうか?

ソルフェージュの独学は、教材を買って自分で調べながらやる以外にも、アプリを使用する方法など様々な方法があります。最近では動画なども充実してきていますね。

また、別の視点として、実技の中にソルフェージュが組み込まれたレッスンを利用すると言う方法もご紹介しました。

何ごとも、100%正しい方法などありません。こちらでご紹介した方法なども参考に、ぜひご自身に合ったソルフェージュのスタイルを模索していっていただきたいと思います。

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