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ヘ音記号とは|音楽用語ヘ音記号の意味をわかりやすく解説

ワイが ヘ音記号やで~
今回のテーマ

ヘ音記号の意味について

 

ヘ音記号

 

モーツァルト先生、楽譜で見かけるこの記号は何ですか?
やまは君、それはヘ音記号ですよ。
ヘ音記号っていうんですね。どんな意味があるんですか?
ヘ音記号は、音符の音の高さに関係するんですよ。本記事で詳しく説明しますね♪

楽譜上で、五線の左側に書かれているこの記号は、「ヘ音記号」と言います。

ヘ音記号やト音記号がないと、五線の上の音符は何の音かがわかりません。ヘ音記号は、五線上の音符が何の音かを示すための大事な記号なのです。

本記事では、楽譜を読むために必須の、このヘ音記号の意味について、簡単にわかりやすく解説していきたいと思います。

ヘ音記号は音部記号の一種

ヘ音記号は、ト音記号などと並んで、「音部記号」と呼ばれるもののひとつです。まずはこの点について順を追って見ていきます。

楽譜上では、ドレミファソラシドなどの音は、音符として五線の上に描かれます。ためしに五線の上に、音符をひとつ書いてみます。

ソ

 

この音符は一見するとソですが、実はこれだけでは何の音かわかりません。それは、五線のどの位置にどの音がくるかが定められていないからです。

この、五線上のどの位置にどの音がくるのかを定めるのが、音部記号です。主な音部記号には、ト音記号、ヘ音記号、ハ音記号などがあります。

今回はこの音部記号のうちの、ヘ音記号の意味についてさらに詳しく見ていきます。

ヘ音記号の「ヘ」の意味とは

ヘ音記号の意味を理解するためには、ヘ音記号の「ヘ」の意味について理解する必要があります。

音楽では、7種類の高さの音の組み合わせで曲がつくられます。ほとんどの場合、各音の呼び方は「ドレミファソラシ」という名前が使われます。

この音の名前をピアノの鍵盤で図に表すと、以下のようになります。

 

ドレミファソラシド

実は、この「ドレミファソラシ」という音の名前は、元々イタリア語です

ドレミ~が使われるようになるまで、日本では各音を「ハニホヘトイロ」で表していました。ピアノの鍵盤で図にすると、以下の通りです。

 

ハニホヘトイロ

この図を見てわかるとおり、日本語の音の呼び方の中に、「ヘ」がありますよね。ヘ音記号は、五線上でこの「ヘ」の位置を定める記号なのです。

ヘ音記号はファの音を定める

ヘ音記号は、日本語の音名の「ヘ」の位置を定めることがわかりました。ではここで、再びイタリア語音名と日本語音名を並べてみましょう。

ヘ ファ

すると、「ヘ」はドレミファソラシの「ファ」に対応することがわかります。つまり、ヘ音記号は、ドレミファソラシの「ファ」の位置を定めているのです。

ヘ音記号は五線上の「ファ」の位置を定める

ただ、注意が必要なのは、複数の高さのファの音が存在するということです。

次の図では、88鍵のピアノに複数あるファの音の位置を青で示しています。また、ヘ音記号が定めるファの音には赤い☆で印をつけています。

ヘ音記号のファの位置

このように、ヘ音記号は、複数あるファのうち低いところにあるファの音の位置を定めているのです。

ヘ音記号におけるファの位置

続いて、ヘ音記号が定めるファの位置が五線上でどこにあるのかを確認しておきましょう。

通常の位置のヘ音記号

五線上の音符は、線の上と線と線の間を、(線の)上 → 間 → 上 → 間 …のように交互に一音ずつ登っていきます。

次の画像のようなイメージです。

ヘ音記号の音階

ヘ音記号は、うずの先の黒マルが描かれる線(=右側のコロン(:)にはさまれた線)をファの音に定めます。画像の赤丸部分です。

ヘ音記号のファの位置

そして、ヘ音記号は通常、第4線(=下から4番目の線)上の音をファとして扱います。そのため、次の画像の位置にある音符がファを表すことになるのです。

ヘ音記号のファの位置

ヘ音記号における「ファ」の位置は、(通常)第4線上である

以上を踏まえて、ヘ音記号での音符の位置が音の名前とどのように対応しているのかを確認しておきましょう。

ヘ音記号では、ドレミファソラシドはそれぞれ以下の位置に置かれます。

ヘ音記号の音階

別の位置のヘ音記号

ヘ音記号は、ほとんどの場合上記の位置に書かれます。ところが、ヘ音記号が別の高さに書かれることがあります。

画像で確認してみましょう。


バリトン記号
通常より1つ下の線に描かれていることがわかります。このように、うずの中心が第3線上にあるヘ音記号を、「バリトン記号」と呼びます。

これに対して、通常の位置にあるヘ音記号は、「低音部記号」もしくは「バス記号」などと呼ばれたりします。

バリトン記号も低音部記号と同様で、うずの先の黒マルが描かれる線(=右側のコロン(:)にはさまれた線)の部分がファに当たります。そのため、バリトン記号では第3線がファを指しています

バリトン記号と比較すると、低音部記号(=通常の位置のヘ音記号)の方が、より低い位置の音符を書くのに適しています。

裏を返せば、通常の低音部記号よりほんの少し高い位置の音符を中心に書きたいときには、バリトン記号を使用するといいでしょう。

ヘ音記号まとめ

ヘ音記号に関する解説は以上です。ヘ音記号の「ヘ」の意味や、ドレミファソラシ各音の位置についてご理解いただけたのであれば幸いです。

本記事のまとめを以下に記載しておきますので、ポイントをご確認ください♪

本記事のまとめ
  • ヘ音記号の「ヘ」は、ドレミファソラシの「ファ」の意味
  • ヘ音記号は、五線上の「ファ」の位置を定める
  • 「ファ」の位置は(通常)五線の第4線上

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