音楽用語

アルペジオとは(意味)|音楽用語アルペジオについて解説

アルペジオのイメージ画像

【アルペジオの意味】
アルペジオ(またはアルペッジョ)とは、分散和音の一種であり、和音を分散して下から上へ(時には上から下へ)順番に演奏すること

アルペジオは、「ハープを演奏する」という意味のイタリア語”arpegiare”を語源とする。ハープのような流れるような響きが特徴である。

アルペジオの意味とは

「アルペジオ」は、分散和音の一種です。

アルペジオや分散和音を理解するために、まずは和音の意味を確認していきましょう。

和音とは、高さの異なる複数の調和する音を同時に演奏した時の音のかたまりのことをいいます。通常は、3つ以上の音のかたまりを指します。

一方で、分散和音とは、複数の音をいくつかに分けて演奏するものです。

たとえば、「ドミソ」と3つの音を同時に鳴らせば和音になりますが、「ド→ミ→ソ」や「ド→ソ→ミ→ソ」のように同時にではなく分けて弾いた場合には分散和音になります。

そして、アルペジオとは、和音を同時に演奏するのではなく、和音を下から上に、もしくは上から下に、一音ずつ演奏する表現方法です。

アルペジオは分散和音の一種であり、「ド→ミ→ソ」のように和音の下から上へと進行するパターンと、「ソ→ミ→ド」のように和音の上から下へと進行するパターンがあります。

アルペジオは元々「ハープのような演奏」という意味

アルペジオは元々はイタリア語で、”arpeggio”です。

“arpeggio”は、「ハープを演奏する」という意味のイタリア語”arpeggiare”の派生した形です。

つまり、語源から考えると、アルペジオは「ハープのような演奏」といった意味を持つ言葉なのです。

アルペジオは、上から下へ、または下から上へとハープのように演奏するため、流れるような響きを生み出します。

以下に参考動画を貼り付けていますので、アルペジオの響きをぜひ確認してみてください。

https://www.youtube.com/watch?v=otMERTnTMS4

楽譜上のアルペジオ|アルペジオを表す記号

アルペジオは、楽譜上ではどのように表記されるのでしょうか。画像を見ながら確認していきましょう。

次の画像は、標準的なアルペジオの表記方法です。アルペジオの一つひとつの音符を順に表記しています。
楽譜上のアルペジオ

続いては、アルペジオの略記方法です。和音の左側に波線を書き込むことでアルペジオであることを表現できます。

アルペジオの略記①

①は標準的な波線でのアルペジオ表記方法で、基本的には下から上へと演奏します。

また、②のように波線を矢印のようにすることで、演奏する方向を明記することもあります。②は上から下へ演奏するという意味です。

最後に、アルペジオを文字で表記することもあります。その場合は、アルペジオの箇所にarp. または arpeggio と表記します。(画像参照)

アルペジオの略記②